酔った男から身を守れ!

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これは今から2年ほど前に経験した話です。

当時、私は入社して5年目でしたので、仕事にもだいぶ慣れてきて、特にこれといって問題のない、平和な日々を送っていました。

しかし、今思い出しても鳥肌が立つあの事件は、突然起こりました。

年末に、私の会社の社員と、取引先のおじさま達を集めて、社内行事として温泉旅館に1泊して忘年会を開くことになりました。
もともと女性が少ない会社だったので、女性は私と仲の良いおばちゃんの2人だけ。その他はおじさま達ばかりでしたので、不安はありましたが、社長や上司も同行していたので、問題はないだろうと思っていました。

宴会も終わり、そろそろ眠りにつこうかなと思っていた時、私たちの部屋に突然、上司を含め数人のおじさま達がやってきました。

酔っている彼らはなかなか出ていかず、しまいにはテーブルを囲んで談笑をし始めたのです。もう夜中の3時でしたので、私は1人、布団に入ってスマホをいじっていました。
すると上司が、私の横に敷かれている布団で寝始めました。ですが、仮にも上司ですし、まさか周りに人がいる中で手を出してくるなんてことはないだろうと思い、知らんふりをしていました。でも彼は、人目を盗んで徐々にこちらに近づき、私の布団へ潜り込んで、後ろから抱きついてきたのです。

驚きと恐怖で声を出せない私は、助けを求めることも、抵抗することもできず、されるがまま。それを良いことに、彼は私の胸やお尻を触り始め、しまいには何も付けずに、そのまま挿入し出したのです。
周りの人は談笑に熱中していて全く気が付きません。私が一言、「やめて下さい」と言えば済むことだったのですが、取引き先の人の前で上司の顔を潰してはいけないと、変な同情が湧いてしまい、結局、そのまま中に出されてしまいました。

その後、上司は何事もなかったかのように自分の部屋に戻り、翌日も「酔って覚えていない」の一点張り。上司は結婚して子どももいるのに、なぜそんなことができるのでしょうか。
なんとか2週間後には無事に生理が来たのでよかったものの、その2週間は私にとって地獄のような日々でした。おそらく、大声を出すことができない私は、このことを周りに言いふらす勇気もないと思われていたのでしょう。もちろん責任を取る気なんて、これっぽちもないでしょうね。

万が一、子どもができてしまっていたら、私の人生は終わっていたでしょう。

どんな状況でも、自分の身は自分で守らないといけないのだと、心から思った出来事でした。
そして、男性は「避妊」ということに対しての意識が全くないのだということを、この体験によって痛感しました。

(20代女性・事務員)